鎌倉幕府最後の北条得宗家(とくそうけ)※北条高時(ほうじょう たかとき)の息子、北条時行(ほうじょう ときゆき)が主人公の歴史ベースの漫画が2024年にアニメ化する予定。
※得宗家:初代執権の北条時政(ほうじょう ときまさ)からの嫡流の本家。
週刊少年ジャンプで連載しているが、歴史ものだと読者がとっかかりにくいのか、ジャンプで連載されるのは少ないジャンルではあります。
しかも、舞台である南北朝時代は、大河ドラマや漫画、ゲームでも取り上げられることが少ない時代でもあります。
源平合戦からの鎌倉幕府の樹立時期、見せ場の多い戦国時代、幕末より圧倒的にマイナーな時代ですが、面白く読めますよ!
「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」でおなじみの松井優征先生が描いているので、キャラクターデザインもかわいく、味方・敵将含めて漫画的な解釈でキャラ設定されており、かなり粒ぞろいで濃いキャラがそろっていますよ!
鎌倉幕府の御曹司である北条時行は、武芸は苦手だが、逃げることには抜きんでた才能があった。
1333年 幕府の家臣 足利高氏(あしかが たかうじ)が謀反を起こし、幕府を滅ぼしてしまう。
継ぐはずだった家と故郷を失った少年は、信濃の神官・諏訪頼重(すわ よりしげ)により助けられ、逃亡するのであった。
生涯をかけて復讐を誓い、鎌倉幕府再興をするべく戦った男の物語です。
主人公の時行くんがかわいい。初登場時 8歳。↓
信濃の神官 諏訪頼重 時行くんを信濃へと逃がす。↓
頼重殿は真面目な顔をしているとイケメンなんですけどね。
生まれ持った神力で後光が指していたり、笑顔が胡散臭かったりします。曖昧な未来の予言をしたりして、濃いめのキャラをしています。若く見えますが、孫もいる美中年?
ストーリーは少年誌なので、当時の文化なども分かりやすく表現・解説してくれてます。
昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続き北条氏が主人公で、しばらく北条まつりは続きそうなので楽しみにしています。
興味のある方は、ジャンプ公式サイトから試し読みできます。